大阪府能勢町のバスツアーに参加しました
今日は、大阪府能勢町のバスツアーに参加しました。
好天に恵まれ、能勢の豊かな自然を満喫しました。
お料理もおいしかったです。
「野間の大ケヤキ」から「汐の湯温泉」まで、能勢町の観光ガイドさんの案内で、
能勢地方の古くからの歴史にも触れさせていただきました。
充実のバスツアーでした。
1 「野間の大ケヤキ」を見学しました。

大阪緑の百選、国指定天然記念物に指定されています。
樹齢は、千年を超えるそうです。
昔、野間に鎮座していた「蟻無宮」(ありなしのみや)という神社の
ご神木だったそうです。
単体木で、完全な樹形の個体としては、「日本一の大けやき」です。
「野間の大ケヤキ」には、毎年、フクロウ科の渡り鳥
青葉梟(アオバズク)が飛来し、子育てをします。
青葉梟は、極東、東南アジア、インドにすんでいます。
青葉の季節に、日本に繁殖のためにやってくるため、この名がつきました。
体長約30センチで、羽は茶色。胸に縦斑があり、黄色の目が特長です。
夜間に、「ホーホー」と鳴きます。
今年は、4月下旬に飛来し、7月23日に飛び立ちました。
シーズン中は大勢のファンが寝袋持参で訪れます。

2 「倉垣天満宮」を見学しました。

歌垣山のふもとにあり、祭神は菅原道真です。
1054年、領主の源頼基が、山城国の北野天神の分霊を祀ったのが始まりです。
当初は、歌垣山の頂上に祀られていましたが、
1584年に、参詣の便を図って、ふもとへと遷座しました。
境内には、菅原道真の干支にちなんで、牛が祀られています。

それと大阪府指定天然記念物の大イチョウの木が立っています。

樹齢は、400年以上だそうです。
イチョウの木は、水分が多いために、火事や魔よけのために、植えられたそうです。
倉垣天満宮の旧地である歌垣山の「歌垣」とは、
古代に、適齢期の男女が、春と秋の2季に、山や市などに集まって、歌を詠みかわして、
舞踏して遊んだ行事に由来しています。
人々が垣のように円陣を作って歌ったこと、
また、「歌懸き」(歌の掛け合い)に由来するそうです。
きっと歌の上手な人がもてたでしょうね。
現代の合コンのようなものでしょうか。
3 「秋鹿酒造有限会社」で、社長さんのお話しを聞きました。

明治19年10月20日に創業。
社名の由来は、能勢のベストシーズンである「秋」と、
初代社長 奥鹿之助の「鹿」を合わせて、
「秋鹿」と名付けたそうです。
鹿は、昔はありがたい動物と大切にされていたそうですが、
今は、数が増えて、畑を荒らすので、
ありがたいとばかりいってられないそうです。
品質第一に、米作りから酒造りまで、一貫して自社でされています。
能勢は、お米を作るのに、絶好の場所だそうです。
確かに、山のお米はおいしいです。
山の落ち葉の養分が加わるせいでしょうか、
上流で水がきれいなせいでしょうか。
おいしいお米で造るお酒っていいですね。
お話しの後、利き酒をしました。
おちょこで、「純米大吟醸 鄙の春」(山田錦50%)、
「純米吟醸生酒 秋鹿」(山田錦60%)、
「純米酒 摂州能勢」(山田錦70%)をいただきました。

お酒の値段は、お米を何パーセント精米するかで決まるそうです。
精米して、脂肪などの成分を削り、お米のサイズが小さくなるにつれて、
爽やかな味になっていく感じがしました。
4 「名月峠」に行きました。
この峠には、平清盛に愛された名月姫のお墓があります。
平清盛の側室になることを拒否し、夫の能勢家包への貞節を守り通し、
福原に向かう途中、名月峠で自害した名月姫のエピソードは、
来年のNHKの大河ドラマ「平清盛」に出てくるのでしょうか。
婚礼の行列やお祝い事の車は、この峠を通らないそうです。
5 昼は、「汐の湯温泉」で、猪汁付きの特製お弁当を賞味しました。

初めて食べた猪肉は、独特な味がして結構な昼食でした。
おいしいお昼ごはんはバスツアーの楽しみですね。
時間の都合で汐の湯温泉には、入りませんでしたが、
お庭を見せていただきました。
6 「やまおか碧山苑」で、山野草の寄せ植えを作りました。
清澄シラヤマギク、コガネシダ、屋久島ヘビイチゴの3種のポット苗を、
植木鉢に植え替えて、お土産にいただきました。

7 「三浦培樹園」で、盆栽の逸品を見学しました。

姫りんご、梨、ろうや柿が実っている盆栽を見たときに、
すぐに頭に浮かんだのは、「これは食べれるのかな」でした・・・。
「盆栽は、ペットと同じ。愛情を持って世話をしなければいけない」のだそうです。
盆栽を見るポイントは、
盆栽の樹齢(幹肌の色、幹の太さから推測するそうです。)、
枝ぶり(太くて、うねりのあるものが良いそうです。
ずどんと、まっすぐで太いものはだめだそうです。)、
花の美しさ、すぐに枯れるものか、強いものかなどだそうです。
氷川きよしの趣味も盆栽だとか。
8 能勢町観光物産センターで、能勢の特産品の買い物をしました。
能勢名物の「でっちようかん」を土産に買いました。
あっさりした口当たりでおいしかったです。
好天に恵まれ、能勢の豊かな自然を満喫しました。
お料理もおいしかったです。
「野間の大ケヤキ」から「汐の湯温泉」まで、能勢町の観光ガイドさんの案内で、
能勢地方の古くからの歴史にも触れさせていただきました。
充実のバスツアーでした。
1 「野間の大ケヤキ」を見学しました。

大阪緑の百選、国指定天然記念物に指定されています。
樹齢は、千年を超えるそうです。
昔、野間に鎮座していた「蟻無宮」(ありなしのみや)という神社の
ご神木だったそうです。
単体木で、完全な樹形の個体としては、「日本一の大けやき」です。
「野間の大ケヤキ」には、毎年、フクロウ科の渡り鳥
青葉梟(アオバズク)が飛来し、子育てをします。
青葉梟は、極東、東南アジア、インドにすんでいます。
青葉の季節に、日本に繁殖のためにやってくるため、この名がつきました。
体長約30センチで、羽は茶色。胸に縦斑があり、黄色の目が特長です。
夜間に、「ホーホー」と鳴きます。
今年は、4月下旬に飛来し、7月23日に飛び立ちました。
シーズン中は大勢のファンが寝袋持参で訪れます。

2 「倉垣天満宮」を見学しました。

歌垣山のふもとにあり、祭神は菅原道真です。
1054年、領主の源頼基が、山城国の北野天神の分霊を祀ったのが始まりです。
当初は、歌垣山の頂上に祀られていましたが、
1584年に、参詣の便を図って、ふもとへと遷座しました。
境内には、菅原道真の干支にちなんで、牛が祀られています。

それと大阪府指定天然記念物の大イチョウの木が立っています。

樹齢は、400年以上だそうです。
イチョウの木は、水分が多いために、火事や魔よけのために、植えられたそうです。
倉垣天満宮の旧地である歌垣山の「歌垣」とは、
古代に、適齢期の男女が、春と秋の2季に、山や市などに集まって、歌を詠みかわして、
舞踏して遊んだ行事に由来しています。
人々が垣のように円陣を作って歌ったこと、
また、「歌懸き」(歌の掛け合い)に由来するそうです。
きっと歌の上手な人がもてたでしょうね。
現代の合コンのようなものでしょうか。
3 「秋鹿酒造有限会社」で、社長さんのお話しを聞きました。

明治19年10月20日に創業。
社名の由来は、能勢のベストシーズンである「秋」と、
初代社長 奥鹿之助の「鹿」を合わせて、
「秋鹿」と名付けたそうです。
鹿は、昔はありがたい動物と大切にされていたそうですが、
今は、数が増えて、畑を荒らすので、
ありがたいとばかりいってられないそうです。
品質第一に、米作りから酒造りまで、一貫して自社でされています。
能勢は、お米を作るのに、絶好の場所だそうです。
確かに、山のお米はおいしいです。
山の落ち葉の養分が加わるせいでしょうか、
上流で水がきれいなせいでしょうか。
おいしいお米で造るお酒っていいですね。
お話しの後、利き酒をしました。
おちょこで、「純米大吟醸 鄙の春」(山田錦50%)、
「純米吟醸生酒 秋鹿」(山田錦60%)、
「純米酒 摂州能勢」(山田錦70%)をいただきました。

お酒の値段は、お米を何パーセント精米するかで決まるそうです。
精米して、脂肪などの成分を削り、お米のサイズが小さくなるにつれて、
爽やかな味になっていく感じがしました。
4 「名月峠」に行きました。
この峠には、平清盛に愛された名月姫のお墓があります。
平清盛の側室になることを拒否し、夫の能勢家包への貞節を守り通し、
福原に向かう途中、名月峠で自害した名月姫のエピソードは、
来年のNHKの大河ドラマ「平清盛」に出てくるのでしょうか。
婚礼の行列やお祝い事の車は、この峠を通らないそうです。
5 昼は、「汐の湯温泉」で、猪汁付きの特製お弁当を賞味しました。

初めて食べた猪肉は、独特な味がして結構な昼食でした。
おいしいお昼ごはんはバスツアーの楽しみですね。
時間の都合で汐の湯温泉には、入りませんでしたが、
お庭を見せていただきました。
6 「やまおか碧山苑」で、山野草の寄せ植えを作りました。
清澄シラヤマギク、コガネシダ、屋久島ヘビイチゴの3種のポット苗を、
植木鉢に植え替えて、お土産にいただきました。

7 「三浦培樹園」で、盆栽の逸品を見学しました。

姫りんご、梨、ろうや柿が実っている盆栽を見たときに、
すぐに頭に浮かんだのは、「これは食べれるのかな」でした・・・。
「盆栽は、ペットと同じ。愛情を持って世話をしなければいけない」のだそうです。
盆栽を見るポイントは、
盆栽の樹齢(幹肌の色、幹の太さから推測するそうです。)、
枝ぶり(太くて、うねりのあるものが良いそうです。
ずどんと、まっすぐで太いものはだめだそうです。)、
花の美しさ、すぐに枯れるものか、強いものかなどだそうです。
氷川きよしの趣味も盆栽だとか。
8 能勢町観光物産センターで、能勢の特産品の買い物をしました。
能勢名物の「でっちようかん」を土産に買いました。
あっさりした口当たりでおいしかったです。
スポンサーサイト